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大胆プロポーズはバースデーに寄せて/ネットワーク出版フレジェロマンス文庫、2016

「真奈の誕生日には、また電話するよ」 電話越しの優しい裕人の声に、真奈は笑って応えた。 「必要ないわ。わたし、ニューヨークまで祝われに行くから」 遠距離恋愛中の真奈は、二十九歳になる誕生日に東京からニューヨークへ渡り、一人きりで海外生活を送るシステムエンジニアの裕人と再会する。 「かわいい年下くん」

イケメンIT社長の危険な火遊び~恋じゃないので悪しからず~/ネットワーク出版 感じちゃう恋の本棚、2015

小さなベンチャー系IT企業の若き社長、亮介。 大学時代に親友の冬樹と二人で起業した彼には、誰にも言えない秘密があった。 十年前、亮介は起業資金を稼ぐため、デートボーイのアキラとして体を売っていたのだ。 当時のアキラを知る者とは無縁の日々を送っていた亮介。 だが、ある日、馴染み客だった櫻子と再会し、秘

震えるハートをビートに乗せて/ネットワーク出版フレジェロマンス文庫、2015

「音楽をされているんだそうですね」 「ええ、まあ、音楽やってます」 行きつけの喫茶店で、ダイチは、店長のアカリと初めて言葉を交わした。 ダイチは、インディーズのロックシーンで活躍するベーシスト。 喫茶店の雰囲気やBGMを気に入り、そしてひそかにアカリのことも好ましく思っていた。 ダイチは、2日後に控

優しい夢なら醒めないで~彼はくまのぬいぐるみ~/ネットワーク出版フレジェロマンス文庫、2015

職場恋愛だった婚約者に裏切られ、恋も仕事も失ったさゆりは、眠ることも食べることも忘れてしまった。 身も心もぼろぼろで故郷に戻ると、さゆりを迎えてくれたのは、子どものころに大好きだったくまのぬいぐるみのティミー。 さゆりは、青い目をしたくまのティミーを抱いて眠りに就く。 目が醒めたとき、さゆりは、見慣

やさしい肉食恐竜の愛し方/ネットワーク出版フレジェロマンス文庫、2014

「どの恐竜だったら、家で飼えますか?」 自然科学博物館に勤める“恐竜博士”の北谷竜也は、ある雨の日、風変わりな質問を受ける。 絵本作家を名乗った彼女は、恐竜を飼う話を描きたいのだという。 竜也は彼女に、一体の肉食恐竜を紹介した。 その恐竜はレイニーというニックネームを持ち、大型犬ほどのサイズで、全身

セフレなあいつはBボーイ/ネットワーク出版フレジェロマンス文庫、2014

「彼氏なんて、いらない。でも、セフレならいいよ」 合コンで出会ったエリは、ヒロにそう望んだ。 ブレイクダンサーのヒロは、エリと体だけの関係を続けながら、本当は彼女が好きでたまらない。 何度「付き合って」と言ってもはぐらかされ、進展しない片想い。 エリがヒロに禁じていることがある。 唇へのキスと、手を

お嬢さまは大道芸人がお好き!/ネットワーク出版フレジェロマンス文庫、2014

カメリア商会のお嬢さま・リコは、人知れず傷付いていた。 従兄のシュウに純潔を奪われ、望まない肉体関係を強いられる日々。 そんな折、兄・ソウマの誕生日パーティでジャグリングショーを披露したのは、端正なルックスの大道芸人・ルイだった。 リコは、ルイの巧みなジャグリングと柔らかな物腰に魅せられる。 シュウ

スウィートマジックを、あなたに/ネットワーク出版フレジェロマンス文庫、2014

「旅のマジシャン・カイによる、本日限りのスウィート・マジック・ナイトショー」 休日を楽しむために島から渡ってきたマヤは、ポスターの謳い文句に惹かれ、港町の歓楽街へ足を向けた。 ショーが始まり、ステージ上のカイへ野次と揶揄が飛ぶ。 カイはマヤをステージに招き、「協力して」とささやいた。 カイのセクシー

たらふく食べたい/いるかネットブックス、2014

失恋したばかりの二十五歳の香奈は、別れた恋人の後輩である淳一に「香川のうどんを食べに行きたい」と告げる。 淳一の車で京都から香川へ向かった二人。 香奈は、別れた恋人から受けた陵辱の記憶に苦しんでいた。 淳一はそれを知っている。 淳一は、香奈と元カレとの行為を毎夜目撃していた。 香奈と淳一は惹かれ合い

おれを見つめて、そして感じて/ネットワーク出版、2014

「卒業おめでとうございます。 伝えておきたいことがあります。 先輩のことが好きです」 高校時代、同じ弓道部の先輩・沙智に惹かれていた宗志郎。 でも、想いを綴った手紙を渡すことはできなかった。 それから十一年以上が過ぎ、弓道師範となった宗志郎は、道場で沙智と再会する。 少女のころの面影を残しながら、ど

あたし、いけない恋をしている/扶桑社、2014

江戸時代、鎖国の日本で唯一世界に開かれた港町、長崎。 オランダ渡来の学問に魅了される町娘・つるは、出島に居留するオランダ人医師・ハンスに心を惹かれている。 気さくな二枚目で、オランダ人と交流する通訳や学者たちからの信頼も厚いハンス。 彼もまた、つるを愛していた。 二人は人目を忍んで逢い引きを繰り返す

銀盤プリンスに、恋をして/扶桑社、2013

柊矢(しゅうや)は、将来を期待される若手フィギュアスケーター。 気高くて美しい"アイス・プリンス"は、しかし壁に突き当たっていた。 思うようにいかない演技に、苛立ちが募る日々。 リンクの食堂で働く栄養士の小春(こはる)は、いつも笑顔で口うるさくてお節介。 柊矢は、小春に惹かれる自分の気持ちを持て余し